「今日からあなたもビルメンの一員です!」
そう言われたものの、一体何から覚えればいいんだろう?たくさんの設備に専門用語、覚えることが山積みで不安になりますよね。
でも大丈夫!どんなベテランも最初は初心者です。
このブログ記事では、ビルメンテナンスの仕事で未経験の新人がはじめに覚えなければいけないこと、日々の業務で大切にしたい心構えをギュッと凝縮してご紹介します。これを読めば、きっとあなたのビルメンライフがスムーズにスタートできるはずです。
まずはここから!業務の基本の「き」
ビルメンテナンスの仕事は多岐にわたりますが、まずは共通して覚えておきたい基本の「き」があります。
未経験の新人が最初に覚えること
あいさつとコミュニケーション
- 基本のあいさつ: 出社時、退社時、そして現場で人に会ったときは、明るく丁寧な挨拶を心がけましょう。「おはようございます!」「お疲れ様です!」「お先に失礼します!」といった基本的な挨拶は、良好な人間関係を築く第一歩です。
- 名前を覚える:はじめは、同じ職場の人の名前から覚えて、協力会社の人の名前、お客様の名前を覚えましょう。とても、大事です。
- 報告・連絡・相談(ホウレンソウ): 業務の進捗状況、異常やトラブルを発見した場合は、必ず上司や先輩に報告・連絡・相談を徹底しましょう。これは、問題を大きくしないための重要なルールです。
安全管理など
- 安全第一の意識: どんな作業を行う上でも、安全が最優先です。作業前には必ず危険予知を行い、安全対策をしっかりと確認しましょう。蛍光灯の交換など脚立を使用することも多いので十分注意しましょう。
- 保護具の着用: 作業内容に応じて、ヘルメット、安全靴、保護メガネ、軍手、マスクなどの保護具を正しく着用しましょう。自分の身を守るための大切な装備です。薬液を補充する等の作業も必ずありますので自分の身は、自分で守りましょう。
- 作業手順の遵守: 指示された作業手順(点検など)をしっかりと守り、自己判断での行動は避けましょう。不明な点があれば、必ず先輩や上司に確認することが大切です。特に一人作業のときは、運転スイッチの戻し忘れなど十分注意が必要です。
- 鍵(セキュリティーカード)の管理:室内の鍵、機械室の鍵、扉の鍵など鍵をなくしてしまうと大変な問題になります。建物のお客様にも迷惑がかかります。所持した鍵の管理を注意しましょう。
設備の基礎知識(少しずつ覚えよう!)
- 主要設備の場所と名称と役割: 電気設備、空調設備、給排水衛生設備、消防設備など、ビルには様々な設備があります。まずは、それぞれの設備の場所と名称、基本的な役割を覚えましょう。
- 日常の巡回点検のポイント: 日常点検では、点検の場所、何を見て、何を確認するのかを理解しましょう。異常の早期発見につながる重要な業務です。
- 緊急時の対応: 火災や地震などの緊急時に、どのような行動をとるべきかを事前に確認しておきましょう。避難経路や消火設備(消火器、屋内消火栓)の場所などを把握しておくことが大切です。
- 積極的に学ぶ姿勢: わからないことは積極的に質問し、先輩の指導を真摯に受け止めましょう。常に新しい知識や技術を吸収しようとする意欲が成長につながります。入社したばかりで慣れていないうちは、メモをとったり、スマホで写真をとりましょう。
- 責任感を持つこと: 任された仕事は最後まで責任を持ってやり遂げましょう。中途半端な仕事はトラブルの原因になります。
- チームワークを意識すること: ビルメンテナンスはチームで協力して行う仕事です。周りの人と連携を取り、助け合いながら業務を進めましょう。
- 丁寧な作業を心がけること: 焦らず、はじめは、時間をかけても良いので一つ一つの作業を丁寧に、確実に行うことが重要です。小さなミスが大きなトラブルにつながることもあります。
まとめ
ビルメンテナンスの仕事は奥深く、覚えることもたくさんありますが、焦る必要はありません。まずは基本的なことから一つずつ確実に覚えていきましょう。先輩や上司も、あなたの成長をサポートしてくれます。
このブログ記事が、あなたのビルメンライフの第一歩となることを心から願っています!一緒に、安全で快適なビル環境を守っていきましょう。
いかがでしたでしょうか?このブログ記事が、新人の方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。