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ビル管 新人時代体験談

新聞工場のビル管の仕事に未経験で転職したばかりの新人時代のことについてお伝えします。

この記事はこんな方にオススメです。

・未経験でビル管に転職を考えている方

・現在未経験でビル管の仕事をしたばかりで不安を感じている方

・ビル管の仕事を何から覚えて行けば知りたい方

私が未経験からビル管の仕事に転職した理由

大学卒業後、就職氷河期のど真ん中にちょうど当たってしまい、ブラックな電気通信工事会社にしか就職出来ませんでした。休日もほとんど無く深夜まで残業が多くタクシー帰りが多かったこともあり不満がつのり残業が少なくて、それほど忙しくないと言う噂を聞きビル管の仕事に転職しようと考えました。

私が28歳の時に初めに入社したビル管理会社は、小さなビル管会社で歴史は古く従業員が正社員だけなら40人ぐらいの会社でした。ビル管理業の他に警備と清掃の仕事を行っていました。

ビル管になって思った、感じたこと

常駐先の建物は、新聞工場でした。まず、見慣れない大型の空調機械、ボイラー、チラーや太いむき出しの配管、電気室では6600Vの受電盤、分電盤、監視室では、各設備を監視、運転、停止、制御したり警報を出す監視装置、見た事の無い色々な工具を見て不安になりました。ここでやっていけるのか、覚える事が多そう、この仕事続けられるのかと言う心配も始めのうちは、ありました。ですが、ぶっちゃけ誰でもそのうちに苦労せず覚えられるものでした。

給料面では、電気通信工事の仕事をしていた時よりはガクンと落ちてしまいました。(年収600万⇨年収300万前半)最初に入社した電気通信工事の会社は、勤務時間が長く休日も無くブラックでしたが残業代は、ほぼ満額出ていたので、同年代と比べるとかなり給料は高い方でした。以前と比べたらそれほど働いでいないので、しょうがないのですが給料の低さは、多少不満もありました。

プライベートな時間、休日については、転職前がウソのように自分の自由な時間がとれるようになりました。この現場は、責任者1人の作業員3人で責任者は、平日の日勤勤務(午前9時~午後5時)で作業員は泊り(24時間勤務)、明け、休みのローテーションで1カ月に他に2回ほど日勤がありましたが、かなりプライベートな時間が出来てその点は、満足しました。この頃、テレビでは格闘技の大ブームだったこともあり、柔道の道場に初めて通い2年ほどで黒帯を取りました。

私の初めてビル管の現場について

私がビル管の仕事で最初に入った常駐先は、神奈川県にある某大手の新聞工場でした。3階建ての建物で3階にビル管の監視室、熱源機械室、電気室、コンプレッサー室がありました。熱源機械室には、吸収式冷温水発生機3台、熱交換器、温水・冷水配管、AHUの空調機械4台があり、電気室には、受電盤、各配電盤のキュービクル、電力計でコンプレッサー室には大型のコンプレッサーが4台ありました。1階と2階が新聞工場でした。

初めに何から覚えればいいのか?

①各設備の毎日、毎時間する検針、目視点検の仕方を覚えるのが、初めは特に大事です。この現場では、熱源機械室、コンプレッサー室、電気室の機械、キュービクルを1時間ごとに検針、目視点検をしていました。メモをとると早く確実に覚えやすいです。毎日、必ず行う一番多いことになります。これを覚えると仕事の半分以上は、覚えた事になると思います。

②監視装置の使い方、各設備の運転、停止、アラーム対応。自火報盤の発報した場合の発生場所の確認とその後のリセット対応。

③責任者と他の作業員の連絡先(スマホの電話番号、自宅の電話番号、メールアドレス)を自分のスマホに登録しました。まだ、入ったばかりで設備のすべてを把握出来ていない状態の一人泊まりで自分しかいない場合になにか問題が起きた時に連絡します。

④各設備の部屋の鍵の種類、置いてある位置を覚えます。鍵の施錠には、注意が必要です。指差し呼称などを利用して確実に行います。

⑤蛍光灯の管球交換は、ビル管の作業の中で一番多いので脚立を使っての管球交換を出来る事も大事になってきます。最近では、蛍光灯もLED化してきてますが、まだそういう現場は少ないと思います。

まとめ

  • ビル管の仕事は現場によりますが経験上、誰でも覚えられるルーチンワークがほとんどです。未経験から転職したら慣れるまでは、心配や不安はあると思いますが、時間が解決すると思います。
  • 楽な現場のビル管は、それほど給料は良くないですがプライベートで自由な時間が多くありストレスが少ないです。
  • まず、ビル管未経験の新人で入ったら毎日、毎時間する検針、目視点検から覚える事が大事です。ここが一番の壁になると思います。走り書きでもメモを取ると覚えやすいです。